―――沈む、沈む、沈む。
大聖杯の泥に飲み込まれたエルメロイ二世……いや、ウェイバー・ベルベットの自我はどこまでも深く沈んでいった。
まるでそれは深海のように。
彼の自意識はどこまでも黒い闇に沈んで行った。
と、いきなり唐突の浮遊感。
今までが水に沈んでいった感覚だったのに対して、
今の彼はまるで『空からゆっくりと地面に堕ちるような』浮遊感に囚われていた。
その感覚の変化に、彼はあるのかどうか分からない瞼を懸命にこじ開ける。
そこには。
まるで月の代わりのように、夜空に浮かぶ漆黒の穴が―――。


「……っ、はあっ!!ここ、は?」

エルメロイ二世……いや、ウェイバー・ベルベットは何とか重い瞼と体を動かして周囲を見渡す。
ここは家の中……恐らくはエーデルフェルトの双子館の内部だ。
確か自分は大聖杯の泥に飲み込まれたはず……。
それがどうしてこんな所に?弟子たちが助けてくれたのか?と彼は疑問に思いながら周囲を見渡す。

「……ッ、おい、フラット。いるのか?状況を説明……?」

と、そこで彼は自らの異変に気づく。
今までと比べ『視界が明らかに低い』のだ。
エルメロイ二世となり、長身となった彼にとっては、それは極めて異質だった。
そう、まるで『昔に戻ったみたい』に。

「おはようございます。我が主君よ。」

「―――ッ!!」

混乱状態に陥っていたウェイバーは、その声にさらに混乱する事になった。
それは最早存在しないはずの人物の声だったからだ。
慌てて、彼が振り返ると、そこには、やはり彼の予想通り共に第四次聖杯戦争を戦い抜いたランサー……ディルムッド・オディナの姿があった。
それを見て、ウェイバーはさらに混乱する。

「お、おま……ッ!何で、何でお前がここにいるんだ!?」

「何故、と言われましても……それは『聖杯戦争の最中』だからとしか。」

「――――!!」

おかしいおかしいおかしい。
ありとあらゆる全てがおかしい。
確か自分は、大聖杯の泥に落下し、飲み込まれたはずだ。
あの呪いの泥に魔術的な防壁は通用しない。
そして一度飲み込まれれば、その膨大な呪いによって精神的・肉体的に破滅してしまうのは間違いない。
もしかして、すでに自分は発狂してしまったのだろうか?
そんな強烈な不安が襲いかかってくる時、偶然にも鏡に彼自身の姿が映る。

「こ、これは……!!」

そこに写っていたのは、ロード・エルメロイ二世ではない。
昔の自分自身の姿、ウェイバー・ベルベットだったころの姿だ。
それを見て、彼の混乱は最高点に達する。

「……っ!いやいや、待て待て落ち着くんだ……!!

パニック状態になってしまった自分を落ち着けるために、何回か深呼吸をした彼は、情報の分析を解析する。

「悪いが……ランサー。お前の知っている事を話してもらうぞ。」

まずいくつか解った事は、第五次聖杯戦争が終了した事。
そして、何故第四次聖杯戦争で消え去ったランサーが存在しているか自分自身でも分からない事。


はっきり言えば、ランサーの言っていることは矛盾だらけだ。
何故第五次が終わった後で、第四次の英霊であるランサーが存在しているのか。
何故第五次が終わった地点なのに、自分が若い頃のウェイバー・ベルベットの姿なのか。

だが、彼が嘘を言っているとも思えない。
彼が忠誠を誓った主に無意味な嘘をつくとは到底思えないからだ。

この世界はあまりにもおかしい。
何もかも全てが狂っている。
遥か以前に決着がついたの第四次聖杯戦争。
そして終結したはずの第五次聖杯戦争。
それらが混じり合っていて、しかも誰も全く疑問を抱かない混合世界。
そんな世界が真っ当なはずはない。
と、なれば恐らく答えは一つ。

「……聖杯が作り出した偽物の世界。」

いわば、仮想現実の世界だ。
この世界に存在する人たちは、その歪みに気づかないが、
唯一完全なイレギュラーであり、外の現実の記憶を完全に保有しているエルメロイ二世……いや、
ウェイバー・ベルベットでしか出し得ない結論だ。

「と、なれば……何が起こっているのかを把握するためには、大聖杯に行くことが一番か。」

通常のマスターなら現状を把握するために情報収集や探索を行うところだが、
一気にそれらをすっ飛ばして核心へと行く所は、大聖杯や聖杯戦争の核心の情報を多く持っているウェイバーならではと言える。

「……ランサー。信じられないかもしれないが聞いてくれ。
いや、実際僕自身も信じられないんだが……。」

ここで、ウェイバーは自分の経験した事を全てランサーに話した。
だが、いかに主君に忠誠心を持つランサーとはいえ、こんなことを素直には信じられないだろう。
いきなり「この世界は架空でお前も架空の存在なんだ!」などとほざく人間がいたら、狂気に陥ったと見なすのが普通だ。
いかにウェイバーが彼にとっての主君であろうが、それを素直に受け入れるとは考えにくい。
妄想や狂気に囚われていると解釈される事もありうるが、それでも嘘をついてランサーを操るような真似はしたくなかったからだ。
だが、そんな馬鹿げた話にも、ランサーは顎に手を当ててふむ、と考え込む。

「……いえ、主の言う事にも一理あります。
そもそも『第五次聖杯戦争が終結しているのに、第四次の我々が存在』している事自体がおかしいのです。
ゆえに何らかの異変があると考えるのが自然ではありますが……そこまで大規模とは。
だが……それも万能の願望機である聖杯の力となれば納得できます。」

「それにしても……僕が狂気に陥ったとか、誤った方向に進んでいるとか思わないのか?」

「確かに、盲目的な忠誠を捧げるだけでは騎士失格、であると俺は以前の戦いで学びました。
だが、聖杯戦争を共に戦い抜いた俺からすれば、貴方は正気に見える。
あれだけの戦いを共にくぐり抜けた主の狂気を見抜けないほど、俺の目は節穴ではありません。」

「よし、それではまず大聖杯に行くぞ。これほどの異常とは言え、大聖杯に至ればどんな状況になっているか分析できるはずだ。
……注意しろランサー。今の戦況はどうなっているかまるで予想がつかない。
どんな状況になっても対応できるようにしておくんだ。」

その言葉に、ランサーはこくりと頷いた。





そして、彼らは双子館から出て大聖杯……柳洞寺のある円蔵山地下へと向かった。
ウェイバーは、何かこの状況についてのヒントを掴めないかと街を歩いている中に色々観察してみたが、
ざっと見た感じ、街自体に特に変わった所はないようだが……それもどこまでか信用できない。

それはともかく、妨害無しで彼らは大聖杯の入口となる円蔵山洞穴へとたどり着いた。
ここから入り込めば大聖杯に辿り着けるはず……とその瞬間、ランサーが警戒の叫びを上げる。

「主よ!俺に掴まってください!!」

瞬時にランサーはウェイバーを抱きかかえると、後方へとジャンプする。
そして、一瞬遅れて、彼らの立っていた地面が高出力の魔力レーザーによって薙ぎ払われる。

「……っ!?これはまさか!!」

この攻撃には見覚えがある。
忘れもしない、第四次聖杯戦争で戦った事のある相手の攻撃である。

「―――待ちなさい。坊や。これ以上そこに踏み込む事は許さないわ。」

そのウェイバーの予測を裏付けるように、彼らの上空から綺麗な女性の声が響きわたる。
そこには、空中を飛翔しているローブを纏い、杖を持ち、背中に数十もの光珠を漂わせた女性の姿があった。
……キャスターのサーヴァント、メディア。
かつて第四次聖杯戦争に召喚され、彼らと激戦を繰り広げた因縁のサーヴァントである。

「……ッ!?キャスター……!!まさかお前がここにいるなんて……!!」

その言葉に答えるように、キャスターの背後から漂う光珠から、以前と同様に高出力魔力レーザーが射出される。

「くっ……!!」

それをランサーはウェイバーを抱きかかえながら回避し、レーザーを魔槍で弾き飛ばす。
だが、それは以前の本気と戦い異なり明らかに狙いも威力も甘い。
これは明らかに威嚇攻撃だ、と歴戦のランサーの経験と、ウェイバーの優れた洞察力は見抜いていた。

「何を驚く事があるのかしら?
柳洞寺は私のテリトリーよ。
むしろ、この場にいて私に襲われないなんて少し考えが甘いのではなくて?」

二人は、レーザーの攻撃を回避するべく、近くの森へと逃げ込む。
こうすれば、いかに上空から攻撃できるとはいえ、上から見えない以上、当たる確率は非常に低くなる。

……だが、ウェイバーには引っかかる部分があった。
先ほどの一撃も、初撃の一撃も明らかに威嚇、警告だ。
あの気づかれない状況ならば、初撃で狙撃兵よろしく、確実にウェイバーだけを消し飛ばす事が可能だったはずだ。
いかにランサーの対魔力が鉄壁と言っても、ウェイバー自身は無防備だ。
あんな膨大な魔力を収束した魔力レーザーを食らってしまっては一瞬で消し炭になってしまう。
そして、それが出来ないほどあのキャスターは間抜けではないはずだ。

「キャスター……!
僕たちを狙ってきたのか!?」

「いいえ、正確にいうなればこれは『警告』ね。
ここからでは貴方たちの求める『真実』にはたどり着けない。
それを忠告しに来たのよ。
……と、やはり気づかれたようね。」

「これは……!?」

そのキャスターの言葉がきっかけになったのか、
大聖杯へと通じるはずの巧妙に隠されていた洞窟。
そこから無数の異常な存在が湧き出してくる。
一体や二体ではない。
数え切れないほどの黒い爪と牙を持った異形の存在が大聖杯への道を塞ぐように湧き出す。
だが、彼らは洞窟の周囲を護るだけで、こちらへと襲いかかってくる気配はない。
だが、ある一定以上近づいたら、躊躇いなくこちらに襲いかかってくるに違いない。
そのあまりに異様な光景に、ウェイバーたちが動揺していると、
空中に浮かんだままのキャスターは杖を無数の獣たちに向けて、冷静に言葉を放つ。

「……残骸。これは残骸たちよ。
大聖杯を守護し、決してあの場所へと立ち入らせないようにしている。
いかに英霊であろうとも、あの無限の質量を誇る残骸を切り抜けることは不可能。
つまりは、ここから大聖杯に至る事は不可能という事ね。」

確かにあれだけの数を薙ぎ払うには対軍宝具でも足りない。
最低でも対城宝具が必要となるだろう。
だが、キャスターの口ぶりからすると、例え対城宝具で何回もなぎ払ったとしても、さらに無数に湧いてくるに違いない。
ましてや、こちらのランサーには対城宝具も対軍宝具も存在しない。
これではあの無限の残骸たちを突破する事は到底できない。
だが、彼らは大聖杯を護るのを優先しているのか、洞窟から一定範囲内からは離れようとしない。
恐らく、こちらから攻撃を仕掛けなければ攻撃されることはないだろう。

「……キャスター。その口ぶり、もしかしてこの世界の『真実』に気づいているんじゃないのか?
いや、神代の魔術師ならばそれも当然、という訳か……。
なら、僕たちと一緒に……。」

そのウェイバーの言葉に、キャスターは感情を見せずに冷静に答える。

「……ええ。坊やの推測通り。
私はこの世界の真実も異変の真実を大体検討はついている。
坊やの今までの情報と私の知識と魔術があればこの異変を容易く解決する事も可能でしょう。」

「……だけど、私には大切な存在が出来た。
ええ、この身を全て捧げてもいいと思えるほどの。
彼との平穏な生活は私にとって最も大切な宝物。
だから、私は貴方たちには協力できないわ。坊や。」

その静かな言葉には、少なくとも虚偽は存在しないだろう、とウェイバーは感じていた。
そして、それゆえに、異変を解決するための直接的な手助けもしてくれないだろう、と彼は感じていた。

「……だけど、貴方たちに干渉することもしないわ。
この異変を何とかできるというのならしてみるといい。
万物には終わりがあるもの。
この平穏が終わるというのならそれも運命でしょう。」

その言葉と共に、キャスターは飛翔しながらその場を立ち去ろうとする。
そして、最後に、彼らに対して一言声をかけていく。

「それと気を付けなさい、坊や。
今この世界は貴方の予想以上の事が起こりえるわ。
動くとするなら、精々慎重に動く事ね。それでは、幸運を。」

その言葉と共に、彼女は高速で空を飛翔してその場を去っていく。
小さくなっていく二人の姿を見て、キャスターはぽつりと呟く。

「……やはり私が見込んだ通り、魔術の才能は全く無いのにあれほどの洞察力と観察力とは……。
面白い坊やね。あの人と出会っていなかったら坊やに協力しても面白かったかもしれないけれど……。
さて、どこまでやれるか見せてもらいましょうか。せいぜい頑張りなさい。坊や。」





・選択肢が出ます。ご注意下さい。


・キャスターの忠告に従いますか?

  はい
→いいえ

それでは14にお進み下さい。







キャスターが立ち去った後、残されたのはランサーとウェイバーのみ。
無数の半獣たちも、これ以上彼らが洞窟に手を出さないのを理解したのか、洞窟内部へと戻っていった。

「……主よ。これからどうしますか?やはりキャスターの忠告に従って一度撤退しますか?」

「……いや、確かにここからは大聖杯に至れないが、もしかしたら他に隠された通路があるかもしれない。
それかこの周囲を調べれば何か情報が手に入るかもしれないしな。
ランサー。注意しながらこのまま―――!?」

と、そんな彼らの元に、突如としていきなり猛烈な火炎と、無数のガンドの弾幕が襲いかかる。
キャスターが去って一瞬の隙を突かれた格好と言っていい。

「主よ!私の後ろに!」

とっさにランサーが前に出て、それらの猛烈な火炎とガンドの弾幕を防ぐ盾になる。
そして、対魔力Bを所有するランサーにとっては、その程度の魔術など恐るに足らない。
猛烈な火炎とガンドは全てランサーの対魔力によってかき消されてしまう。

「……ふむ、まさかここまでの対魔力を持ったサーヴァントとは……。これは使えるな。
よし、いいかね。凛。
あのマスターからランサーを奪い取りなさい。」

「はい、お父様。お父様に言う通りに。」

その言葉と共に、森の中からから姿を表したのは、壮年の紳士とも言える男性と、
美少女ではあるが、冷たい冷徹な瞳をしたツインテールの女性。
……遠坂時臣と、遠坂凛。
時臣には直接会った事はないが、資料でその顔を見た事はある。
そして、凛はエルメロイ二世として魔術の後見人として直接会った事がある。

……だが、今の彼女は以前見た遠坂凛とは明らかに異なる。

アレはウェイバーが知っている宝石のような輝きを持つ遠坂凛ではない。
完全に『魔女』として完成された冷酷な魔術師そのものだ。

アレは『もし時臣が生き延びた時の遠坂凛』なのだろう。
この世界が聖杯によって作られた世界ならば、『そういう可能性』を元にして作られた遠坂凛に違いない。

「……ッ!!ランサー!気をつけ……!!」

その瞬間、再び宝石魔術を使用しようとしていた時臣の胴体に一発の弾丸が叩き込まれた。

「お……お父様ッ!?」

「案ずるな凛。いかなる時でも優雅たれ。それが遠坂の家訓だ。」

狙撃を受けたにも関わらず、その弾丸は時臣の肉体を貫通せず、一見何の変哲もないコートに受け止められ、ぽろりと地面に落ちる。
どうやら、あのコートにも裏に宝石を縫いつけてあるか何らかの魔術防御が行われているに違いない。
その防御力は通常の防弾ベストを遥かに凌ぐというのは、流石は遠坂というべきか。
再び、時臣の頭部を目掛けて再度の狙撃が襲いかかる。

「破アッ!!」

だが、時臣は手にした杖に仕込まれた仕込み刀を抜き放つと、その刃に膨大な魔力を注ぎ込み、刃の強化を行いながら、
下から上へと振り上げる。
チュイン、という金属音と共に、時臣の頭部を狙った弾丸は、その強化された刃によって逸らされ、明後日の方向へと飛んでいく。

「ふむ、やはり頭部を狙ってきたか。読みやすいな。」

「……ッ!このおっ!!」

父親を卑劣な手段で狙われ、激高した凛は、狙撃の方向に狙って、やたらめったらガンドの連発を開始する。
見えない相手に対して弾幕で攻撃を仕掛けるのは悪くないが、いかんぜんガンドと狙撃銃ではその距離が違いすぎる。
こちらにもガンドの流れ弾が飛んでくるが、それらは全て対魔力を所有しているランサーがたたき落としている。
そんな混乱に陥ったこの状況を見て、ウェイバーはこれ以上巻き込まれる前に撤退を決意する。

「ランサー!今の内に撤退を……!!」

その瞬間、三発の銃撃音と共にウェイバーの胴体にボッ、と穴が空いた。

「……え?」

一体自分の身に何が起こったのか理解できないウェイバー。
そして、その胴体の傷から凄まじい勢いで血が吹き出してくる。
ランサーとて呆然として見ていたのではない。
確かに二発の狙撃はランサーが双槍で叩き落とした。
しかし、いかにランサーとて、ウェイバーを狙った全く同じ瞬間の三発の狙撃を同時にたたき落とすことはできない。

「あ、主よ!おのれッ……!!」

そして次の瞬間、ランサーが駆け寄ろうとするのも虚しく、ウェイバーの頭部に再び狙撃による弾丸が叩き込まれた。
……消えていく視界。
その視界の片隅に、狙撃銃を構えた、以前敵対したセイバーのマスターだった男である衛宮切嗣と、
同じく銃を装備した、凛から送られてきた資料でしか読んだ事のない少年、衛宮士郎と、彼らの助手である舞弥が存在していた。

「よし、いいぞ士郎。そのまま仕留めろ。」

「了解、爺さん。」

その少年……衛宮士郎は、凛と同様に、少年らしからぬ、もう一人の衛宮切嗣そのものだった。

あれは『切嗣が自分の技術を全て教え込み、鉄の心と化した士郎』なのだろう。
いや、正確に言うなれば『衛宮切嗣の完全なコピーと化した衛宮士郎』と言った所か。

そんな事を考えながらも、頭部と胴体を狙撃されたウェイバーの意識は次第に消えていく。
最後の視界。
そこには、夜空にまるで月の代わりのような漆黒の巨大な穴が―――。

―――そして、再び無限の四日間の始めに戻る。
次に彼らが何を経験するのか、それは誰も知らない。





こんにちわ。零です。
読んでいただいてありがとうございます。

14に進めネタは一度使ってみたかったのでいい機会なので使ってみました。
しかし、14に進めネタは一体どれだけの人が分かってくれるのだろうかという不安が……。
あ、分からない人は、ぐぐるとわかると思います。

ちなみ、魔女遠坂と鉄心士郎はこの話だけの一度だけのネタですので、
次に出る時には普通の二人になると思います。
まあ、あれも可能性の一部という事で。

よろしければ感想などいただけるととても嬉しいです。

なお、これらの小説は全てフィクションであり
実在の人物、団体、法人、国家、宗教等とは一切関係有りません。
また登場する人物は全て18歳以上です。



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