「―――さすが米軍の船だねぇ。」
海王星作戦に対して、国連軍として編入された傭兵部隊は、一路海路でグダンスク湾へと向かっていた。
タラワ級戦術機揚陸艦『ベロー・ウッド』。
元はアメリカ海軍であるその船は、今は一時的に国連軍として編入されており、傭兵部隊の戦術機の母艦となっている。
山ばかりのスイスで育ったアルムにとっては海軍や船は物珍しい。
そして、グダンスク湾へ向かっているのはタラワ級だけではない。
アメリカ海軍のモンタナ級やアイオワ級、イギリス海軍のライオン級など、海面を埋め尽くさんばかりの多数の艦艇が存在している。
その眺めはまさしく壮観の一言である。
大規模な作戦である海王星作戦においては、戦力だけでなく十分な補給物資なども必要になる。
それらを総合すれば、これほどの大規模な艦隊になるのである。
タラワ級の甲板でX-29についての提出資料にさらさらと自分の感じた事を書いているアルムは、
火のつかないタバコを加えながらぼんやりとF-15A先行量産型を見ているラリーに対して言葉を続ける。
「そういえば、お前さんは元はアメリカ海軍だっけ。」
「ああ、俺は海軍で向こうは海兵隊だが、まあ多少のコネはあるからな。
しかし、欧州軍との合同作戦にベロー・ウッドを持ち出してくるとは地味な嫌がらせかねぇ。」
第一次世界大戦の際、アメリカ合衆国欧州派遣軍の一部としてフランスのベロー・ウッドで逃げ腰のフランス軍に代わって
ドイツ軍と激戦を繰り広げ、崩れかけた体勢を立て直してドイツ軍を撃退したという逸話を持つ。
その功績として付けられたのがこの艦の名前である。
そんな曰くのある艦を欧州連合作戦に（国連軍に転属しているとはいえ）派遣するアメリカ軍も個人的にはどうかと思うが、
所詮一介の傭兵であるアルムにとってはどうでもいいことだ。
「実際助かってるぜ。今は一時的に国連軍になってるが、傭兵部隊が乗り込んできていい顔するはずがないからな。
お前のコネと顔で向こうさんもこちらを無下にはできないからな。」
今の彼らは傭兵部隊から一時的に転属して、れっきとした国連軍として所属している。
ベロー・ウッドも国連軍として所属しているとはいえ、やはり本来はアメリカ海兵隊所属である。
誇り高き海兵隊である彼らが、傭兵部隊など抱え込んでいい顔をするはずはない。
それが任務に支障を来さない程度に押さえ込まれているのは、やはりラリーの影響である。
海兵隊としても元海軍戦術機乗りで多少知っている間柄となっては無下にはできない。
アルムはX-29のレポートと、整備兵たちに差し入れるための酒やジュースの入った袋を手に、
カンカンと足音を立てながら彼らは甲板からタラワ級の内部の戦術機用のハンガーに脚を運ぶ。
「F-15A先行量産型の方はどうなんだ？」
「ああ、新型の燃料電池の実戦テストはすでに終わってる。
F-15Aのネガはほとんど潰したが、ドグラムはF-15Aの欠点を補うべく新しい機能をつけるらしい。
その実験台が俺らって訳だ。」
タラワ級のハンガー内部では、すでにUNカラーに塗装され、肩に国連のマークがつけられたF-15A先行量産型の整備が行われていた。
「F-15Aの欠点として俺達が指摘したのは連続稼働時間の短さだ。
そりゃ他の機体に比べれば悪くないが、コイツの実力を真に発揮するためには、
もっと十分な稼働時間が必要だと俺達は判断した。
流石に高推力の跳躍ユニットの開発は手間取っているらしいがな。」
「そのために向こうさんは燃料電池を新型に交換するだけではなく、
脚部の推進剤のタンクを改良して十分な推進剤を確保して稼働時間の向上を行っている。
また、これも問題点として指摘していたレーダー機能の強化と機能拡大も新型パーツによって解消されている。
事実上、F-15Aならぬ、F-15C型のテストベット機ってわけだ。」
そんな会話をしている所に、アルムの目にラリーたちのF-15A先行量産型の頭部モジュールが交換されているのが目に入る。
「ああ、ありゃ頭部に新型のレーダーを換装してる所だ。
試作品だから大型化して、センサーマスト化してるが、将来技術がおっつけば小型化して
頭部内に収まる予定なんだとさ。」
「ふーん、X-29のセンサーマストと似たようなもんか。
やっぱり、どこも考える事は同じかねえ。」
それを聞いて、ラリーも肩を竦める。
「まあな。確かに重金属雲の中じゃ、F-15Aのレーダーや通信能力は格段にダウンする。
それをカバーするためのパーツだとさ。
一応、空力には配慮されているらしいが……正直、頭を動かすだのなんだのちまちました事はめんどくさいな。」
そういいながら、ラリーは頭をぽりぽりと掻く。
「俺ら米軍出としちゃ余計な出っ張りはないのに限るわな。
大推力でゴリ押しした方が米軍出には好まれると思うぜ？
だからドグラムも将来的に小型化させて頭部内に収めるって話だし。
F-15も米軍に導入されるのを見込んでるからな。最大のシェアのニーズに合わせるのはそりゃ当然だろう。」
「新型のパーツを組み込んでまともに実戦テストもしないうちに
大規模作戦に投入するとは、お前らも度胸あるよなあ。」
そのアルムの言葉に、ラリーは肩を竦めながら答える。
「なあに。海上で何回か飛ばして慣らすさ。
個人的には性に合わないが、まあ、仕事は仕事だしな。きっちりこなす。
ああ、どうでもいいけど、何かあのセンサーマストについてドグラムの奴らはお嬢さんから空力的なアドバイスもらったとか何とか。」
「へえ、あのお嬢さんがライバル企業にアドバイスとはね。」
「まあ、ライバル企業でもこれだけ長い間いれば多少の交流ぐらいできるだろ。
向こうからも何か色々アドバイスもらってたみたいだし。
……しかしお前さんも山育ちの割りには船酔いしてないな。
艦に乗るのだって初めてだろ？」
「いや、普通にしてるけどな……。
隊長である以上、あんまり無様なところを見せるのもアレだし。
薬をもらって何とかごまかしてるところさ。
まあ、タカセに比べれば…ねえ。」
―――１方その頃。
鷹瀬に割り当てられた部屋では。
「う、うっぷ……。み、水を……。」
ベッドに横になって頭から布団を被っている鷹瀬の姿があった。
元々、耐Ｇに対してあまり高い適正を持っていない彼女は、船酔いに対しても弱かったらしい。
もうずっとベッドとトイレを行ったり来たりである。
もっと強い酔い止めの薬をもらう必要がある、と彼女は朦朧とした意識の中で考えていた。
―――そして、場所は再びタラワ級のハンガーに移る。
ラリーは今度は、整備中の巨大な追加装甲、ベルセルガに視線を走らせる。
「俺の追加装甲のベルセルガには対レーザー蒸散塗膜加工は施されていない。
他の機体もシェルツェンを装備しているが同様だ。
まあ、あれでも光線級の光線を１、２秒防げるが……。
やはり、頼りはお前さん、X-29の対レーザー蒸散塗膜加工が施された追加装甲か。」
F-15AとX-29には最新の耐熱対弾複合装甲に加え、対レーザー蒸散塗膜加工が施されている。
だが、導入されたばかりの最新の技術である対レーザー蒸散塗膜加工は今だに実戦で効果が試されてはいない。
そして、対レーザー蒸散塗膜加工が施された追加装甲は、ドグラムも開発しているが、実用化はグラナンに一歩先を越された形である。
（これはF-14で初めて対レーザー蒸散塗膜加工が導入されたため、その技術もグラナンが一つだけ先を行っているからである。）
「おいおい、俺は光線級の盾かよ。
まあ、別段やる事は変わりないさ。
BETAを倒して金を稼ぐ。それだけだな。」
そういいながらも、アルムはベロー・ウッド内部の戦術機ハンガーでX-29の整備のために忙しそうに走り回っているブリジッドに目をやる。
「両腕関節部のカーボニックアクチュエーターの方はどうなっていますかー！？」
「交換完了だ！いつも通り固めにセッティングしてある！」
「激戦になるので関節部のチェックは念入りにお願いします！
続いて跳躍ユニットの整備にかかります！かかれー！」
「跳躍ユニットの翼の交換完了！超音波検査……異常なし！
エッジ部のスーパーカーボンブレードも異常なし！」
「ブレード部分に触る時には専用の手袋をつけてください！
冗談じゃなく指が落ちますよ！」
そんな風に整備のために忙しそうに走り回っている彼女。
やはり量産機ではない実験機を実戦投入するためには、非常に整備が手間取るし大変なのである。
ましてや大作戦の前だ。
念入りに整備しようとしてくれている彼女たちには頭が上がらない。
そのため、彼は定期的に自費で買った酒やジュース、食べ物などを整備兵たちに届けているのだ。
これもお互いうまくやるため……もっていうなれば生き延びるためにコツである。
「おーい、お嬢さん、X-29のレポート持ってきたから適当においておくぞー。
あと、差し入れ持ってきたから適当に飲んでくれー。」
そういいながら、アルムはX-29に対して自分が思った事や改善点などを書き込んだレポートを机の上に置き、
さらに差し入れである酒やジュースも邪魔にならない適当な所に置いておく。
彼も傭兵とはいえ、事実上のテストパイロットだ。
テストパイロットには、各テストの結果を入念な文書に纏める能力も必要とされる。
中隊長である彼は書類仕事には慣れているため、それはさほど苦にはならない。
そんな彼に気づいたのか、目の下に隈を作ったブリジッドは工作道具を片手に持ちながら、アルムに対してにっこりと笑いかける。
「ああ、ちょうどいい所に来てくれましたね。アルムさん。」
その彼女の笑みに、アルムは思わず嫌な予感がする。
「随分と暇そうじゃありませんか。アルムさん。
いやぁ…ちょうどよく輸送艦から戦術機の予備パーツが届く予定なんですよね…。
輸送コンテナの運搬、強化外骨格でお願いしますね。」
にっこりと目の下に隈を作っている彼女はアルムに対してほほ笑みかける。
それに対して、アルムは困ったように軽く頬を掻いて考え込む。
「いや、別に暇してる訳じゃないんだが……まあいいか。
で、俺はどうすればいい？」
X-29のレポートを机の上に置きながら、アルムは言葉を放つ。
アルムも中隊長である以上、大きな作戦を控えてのんびりしている余裕はない。
中隊長である以上色々な仕事が山のようにある。
だが、実験機なんてただでさえ厄介な機体をきちんと整備するために、彼女たちは必死で頑張っているのだ。
だったら、少しでも力になりたいと思うのが人情というやつだろう。
「工兵用の強化外骨格で戦術機の予備パーツの運搬を行ってもらっていいですか？
何せ人手が足りなくて…。もうじき輸送艦がこちらに来るはずです。」
「あいよー。了解。」
念のため、アルムは強化装備に着替えてから運搬・工兵用の強化外骨格を装備する。
強化外骨格は戦闘だけでなく、工兵や運搬作業にも使用されるが、何せ傭兵部隊も懐具合が厳しい。
そのため、工兵・運搬用の強化外骨格は、戦闘用の物を使いまわされ、ボロボロになった型落ち品しかない。
もしくは、戦場でやられた強化外骨格を回収して、修理されたが戦場で使用する事が不適切と判断された物や、
戦場で使い潰されてボロボロになった強化外骨格などは、
傭兵部隊では外装などを取り外されて工兵用の強化外骨格としてさらに転用される事が多い、
それを修理したりしながら、何とかだましだまし使用しているのである。
一応整備、補修は行われているが、万が一大作戦前に怪我でもしたらシャレではすまない。
そのために念のため強化装備を身にまとっているのである。
「そういえばお嬢さん、船酔いの方は大丈夫か？
そっちだって船に慣れてないだろ？」
「船だろうがどこだろうが、ハンガー内は私たち整備兵の戦場ですよ？
呑気に船酔いなんてしてる暇なんてありません。
貴方たち衛士だってそうでしょう？」
「まあな。しかしまあ、全く衛士使いが荒いお嬢様だぜ。
ま、そっちもあまり無理するな。
無理はここ一番って時にするもんさ。」
そういいながらも、重苦しい音を立てながら工兵用の転用された強化外骨格を身に纏ったアルムは、
ハンガー内からベロー・ウッドの甲板へと移動する。
タラワ級の横には補給艦が接舷し、戦術機の補給パーツや食料品、弾薬などが大量に積み込まれた補給コンテナが
次々とベロー・ウッドの甲板に置かれていく。
一歩間違えて脚を踏み外せば、強化外骨格を纏ったまま海の中にドボンである。
そんな間抜けは避けたい。
アルムは慎重に戦術機の補給パーツが積み込まれた輸送コンテナをハンガー内部へと運び込んでいく。
「おうおう、誰かと思えばアルムかい。
全く衛士様ともあろうお方が荷物の搬入とは貧乏暇なしじゃのう。」
そうアルムに対して声をかけて来るのは、オールドギースである。
この海王星作戦に対して、アメリカも本土から大量の物資を欧州へと輸送している。
恐らくは、コネなどをフル活用して輸送業者の発注を一部取り付けたのだろう。
一部とはいえ、大作戦前に輸送される物資は膨大な数だ。
それだけでも多大な儲けが出ることは間違いないだろう。
そして何より、この爺さんは金を払っている限りは『信用』できる。
「爺さんかよ。全く儲け話にはどこでも首を突っ込むな。
アメリカ軍にまでコネがあるとは大した爺さんだぜ。」
「なあに大した事じゃない。
米国も思惑はどうあれ、この作戦に本腰入れとる事は間違いない。
米国本土から大量の物資をこちらに運び込んでおる。
それに乗じてX-29やF-15Aの予備パーツと一緒に運んで輸送コストを削減しただけじゃい。
個人的には稼ぎ時なんでこういう大作戦は大歓迎なんだかな。」
全く笑いが止まらないといった風な顔だ。
こんな大作戦の輸送に多少なりとも関われるのなら、そりゃ稼ぎも大きい物になるのは当然だろう。
ましてや欧州、米国と両方の兵站にコネがあるのなら重宝されるのも当然だろう。
封印が施された輸送コンテナ……F-15A先行量産型やX-29の予備パーツが内装されている輸送コンテナも
次々とベロー・ウッドの甲板上に運び込まれてくる。
これら最新の戦術機の予備パーツを中抜きして他の国に売り払えば、軍事機密が他国に流れてしまう。
そして、それら最新鋭の戦術機の情報は喉から手が出るほどほしがるので、高く売れる事は間違いない。
金のためにそれらを売り払うやつらはいくらでもいる。
それを防ぐため、厳重な封印を施された輸送コンテナで、高い金を払って専門の契約を結んだオールドギースの手によって
最前線に運び込まれているのである。
その封印されたコンテナの搬入が終わったアルムは強化外骨格を解除して、
「こちとら欧州軍にも米国にもコネがある身分じゃからな。
必死こいてあちこち駆けずり回ってコネを作りまくった甲斐があるという物じゃわい。」
と、そんな風に話しているアルムとオールドギースの耳に跳躍ユニットのカン高い音が聞こえてくる。
音は二種類あり、恐らく一種類は複数のMig-21バラライカの物だ。
Mig-21は傭兵部隊でも運用されることもあるので、二人ともその跳躍ユニットの音は聞きなれている。
だが、もう一種類の鋭いカン高い音は、戦術機に詳しい彼らでも聞いたことのない音だった。
「……ん？」
アルムがふと音をした方を見ると、８機のMig-21…恐らくは東ドイツ最強の部隊名高い「シュヴァルツェスマーケン」と
それを後ろから追いかける４機の戦術機の姿があった。
―――F-14トムキャット。
グラナンが開発したばかりの最新鋭の機体である。
アルムも東ドイツで戦っている身の上だ。名高い黒の宣告の事は耳にしている。
「ありゃ東ドイツのMig-21だな。確か黒の宣告とか言ったか。
東ドイツ最強の戦術機部隊だとさ。まあ、情報通の爺さんなら知ってると思うが。
それを追い回してるのは……。」
と、そんな彼らの後ろから声がかかる。
「ありゃあ、ジョリーロジャースのF-14だな。
あの跳躍ユニットの音とシルエットは間違いない。」
「ええ、そうですね。あの機体は間違いない。」
アルムの後ろからそう答えるのは、ブリジッドとラリーだった。
「何だ。ラリーとお嬢さんか。どうしたんだ？」
そんな二人を見て、アルムは意外そうに声を上げる。
ブリジッドは先ほどまで懸命に整備していたはずだし、ラリーはF-15A先行量産型の様子を見に行ったはずだ。
「まあ、私は整備の息抜きですね。後は……。」
「ああ、F-14の跳躍ユニットの音が聞こえてきたからつい、な。」
そんな二人の会話を他所に、F-14はMig-21をせせら笑うように、後方から煽りをかける。
そして、さらに加速をかけた後、６６６戦術機中隊に追いつき、併走飛行すると、
大きくバンクを振って６６６戦術機中隊から離脱していった。
恐らく、F-14は６６６戦術機中隊をからかって遊んだだけに違いない。
６６６戦術機中隊も、そのまま東ドイツ戦術機揚陸艦へ向かって飛行していった。
「ったく、あいつらめ。
ああいう所は相変わらずだなぁ。」
ラリーは肩にスカル＆クロスボーンをつけたF-14を懐かしそうに見ながら目を細める。
その懐かしそうなラリーの顔をちらりと見てブリジッドは少し意外そうな顔を見せる。
「私はグラナンの人間で、F-14の設計にも多少なりとは携わったので、
跳躍ユニットの音で分かるのですが、
私としては貴方がF-14に乗ったことがあるというのが驚きましたが。」
「ん……それはまあ、な。」
グラナンがF-14をアメリカ海軍に搬入したのは81年。
そして現在は83年。
ほんの二年ぐらいまでラリーはアメリカ海軍の戦術機乗りだったことになる。
エリートだったはずの彼がなぜ傭兵部隊に属していたのか、彼女には気になる所だったが…。
「そこまでにしておきな。
傭兵部隊において過去を聞くのはタブーだからな。」
ブリジッドに対してアルムは釘を刺す。
アルムの言う通り、傭兵部隊ではそれぞれの過去を聞く事はタブーになっている。
どんな過去を持った者でも、傭兵部隊は受け入れるからだ。
第６６６戦術機中隊も到着し、海を埋め尽くさんばかりの多数の艦艇は移動し始めた。
―――場所は旧ポーランド、グダンスク湾。
そこが海王星作戦の始まりとなる場所である。
「―――さて、戦争の始まりか。」
こんにちわ。零です。
読んでいただいてありがとうございます。
中々海王星作戦までたどり着けなくて申し訳ありません。orz
出来る限り頑張ります。
なお、これらの小説は全てフィクションであり
実在の人物、団体、法人、国家、宗教等とは一切関係有りません。
また登場する人物は全て１８歳以上です。
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